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本格的に自宅でテレワーク・リモートワーク始める前に迷うのが作業場所・デスク周辺環境です。

私は自営業者として独立し10年以上が経過。ITエンジニアとして仕事をする中、取引先と毎日WEB会議を行っています。はじめは苦労しましたが、今では多くの知見があります。
この記事はリモートワークを始める人のために、自宅の作業部屋・デスク周辺の環境構築で注意するべき点をまとめました。
長時間作業用の静かな環境・場所の確保
オンオフの区別ができるスペースが望ましい
出社・帰社の時間が不要になり、時間的・体力的に楽になるテレワーク。ただし仕事場所が自宅なのでリビングなどを作業場所とするとオンオフ、プライベートと仕事の区別が難しくなります。
可能であれば仕事専用のスペース・場所を用意し、そこで作業するようにしましょう。
静かな環境を選ぼう
ZOOMなどのWEB会議システムなど音声をつないでいる時に「室内犬がワンワン吠える」「家の電話が鳴る」など余計な音が入ると会議が中断になります。できるだけ静かな環境が望ましいです。
小さい子供が一緒にいる場合は、参加者に先に一声かけて理解してもらえるように根回ししておきましょう。
タイマーがあると良い
一人で集中して作業していると「気が付いたらこんな時間!」ということが日常茶飯事。会社であれば昼休みの時間も気が付くのに、自分一人だと誰も声をかけてくれません。
私は作業場にスマートスピーカー Amazon Echoを置き、音声でタイマーをかけながら仕事をしています。1時間に1度のペースで5分休憩、ストレッチ等の時間を取るのがおすすめ。
肩こり・腰痛に気を付けるべし
IT系業務でテレワークの場合、朝9時から18時頃まで(+残業)はひたすらPCと向かい合って作業することになります。
自宅リビングにある固い椅子や適当な座椅子で長時間作業していると、あっという間に腰痛になりますよ。腰痛になると痛みから集中力がおちて仕事どころではありません。長くテレワークするには腰痛予防が重要です。
可能であれば、PC作業専用のデスクと椅子を用意しましょう。椅子は長時間作業に向いたオフィスチェアが良いです。座椅子はおすすめしません。
オフィスチェア
世間的にはアーロンチェア、コンテッサあたりが人気でしょうか。メッシュは好みが分かれるところです。腰のサポートがあるのは良いですね。
オフィスチェアは結構な額になりますよね。アーロンチェアなど新品で10万円以上します。もし中古でよければオフィスバスターズがお勧めです。たまに掘り出し物・お宝が出ます。人気のアーロンチェアも中古・状態ちょい悪でよければ3~4万円で買えますよ。
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腰痛防止クッション
オフィスチェアに手が出しにくい場合は、腰痛予防クッションだけでも用意しましょう。私は「ボディドクター ザ・シート」を愛用しています。
眼精疲労に気を付けるべし
PCに向き合っての長時間作業。気を付けないとあっという間に眼精疲労になります。眼精疲労が長く続くと、目の奥の痛みが取れない、頭痛がする、夜も眠れなくなるなど、予想以上のダメージに繋がります。腰痛と同様に予防が大事です。
目に入る強い光に注意する
窓からの日光、蛍光灯の光が直接目に入る環境は避けましょう。
光を強く反射する光沢あるテーブル上での作業もNG。
目をギュッと閉じた時に、強い光の跡を感じるようであれば要注意。強い光の刺激を受けている証拠です。
蛍光灯の光ガード LOVA ベッドキャノピー
私は蛍光灯の光がダイレクトに目に入ることを避けるため、照明の明かりをカットするアイテムとして大きな葉っぱのようなものを使用しています。
941さんのオフィスに行ってきたブログで、とある企業様で使われているのを見て真似しました。
PCモニタ(光沢の無いタイプ ノングレア)
PCの画面・モニタには光沢のあるタイプ(グレア)、光沢のないタイプ(ノングレア)があります。目の負荷を考えると光沢の無いタイプ(ノングレア)がおすすめ。光が映りこむと目が痛くなりますよ。反射防止用のフィルムシートも売っています。
モニタはEIZO製品がおすすめです。
PC作業専用の眼鏡(ブルーライトカット)
眼鏡利用者で車を運転する人などは、視力1.0~1.5になるような強めのレンズの方も多いのでは?強い矯正のまま近い距離のPCを見続けることは眼精疲労に繋がります。
PC仕事専用に矯正度数を少し落としてブルーライトカットを加えた眼鏡を作ることをおすすめします。メガネ屋さんと相談してみて下さい。
モニタからの光を調整するソフトウェア f.lex
時間帯に合わせて色温度を調整し、目を保護できるフリーソフトがあります。Windows、Macに対応しているのでおすすめです。
https://freesoft-100.com/review/flux.html
リモート会議・WEB会議での環境
テレワークで作用を行うなら集団でのリモート会議、個別の音声による質疑応答、テキストチャットが必須になります。
安定したインターネット通信環境
IT系のテレワークの場合、ネットが繋がらないと仕事になりません。常時安定した通信ができる環境が必須です。必要な時だけスマホでテザリングすれば~なんて考えるのは止めましょう。
会社都合のテレワークなら、通信利用料の補助金負担をかけあってみるのも良いでしょう。
ヘッドセット
音声通話にはヘッドフォンとマイクが一体型になったヘッドセットがおすすめ。
WEB会議に使用する場合、実際に相手と通信を行ってみて音声が良く伝わる・聞き取れることが重要です。
高い商品を買ったが、相手から「よく聴こえません」と言われたら結局は使い物になりません。私は過去にプラントロニクス製の片耳に突っ込むワイヤレスヘッドセット(1万円以上)を買って失敗しました。
ワイヤレスより有線が良いでしょう。音飛び・ノイズは避けたいところ。また、会議中にバッテリー切れは困りますよね。
据え置きタイプのマイクはおすすめしません。ノートPCの出力音声を拾ってハウリングする場合があります。
ヘッドセットはミュート・ボリューム調整ができるものを
WEB会議の場合、基本的にしゃべる人以外はミュート(消音)を行います(雑音が酷くなるので)。手早くミュートのON/OFFやボリューム量を調整できる製品を選びましょう。
テレワーク専用のPCが望ましい
テレワークでは会社の情報を扱うことになります。プライベートで利用してきたPCをそのまま使うことはできれば避けたいところです。ウイルスソフトも必須です。
ただ、新規PC購入はお金の問題もあるので会社と相談しましょう。
WEB会議ではデスクトップの共有(相手に自分のPC画面を見せる、相手のPC画面を見せてもらう)を行うケースが多いのですが、その時にプライベートなFacebookメッセージ、LINEメッセージが届いて、会議参加メンバーにプライベートなヤバい情報がバレる、ということにもなりかねません。恐ろしい...(;´Д⊂)
PC関連グッズ・ガジェット
PCやモニタ、マウス、キーボードなど具体的におすすめのデスク周辺環境については点数が多いため別記事でまとめています。
【買ってよかったもの】リモートワークでフリーランス歴8年、私の仕事道具・デスク周辺環境
補助金を会社にお願いする
仕事で必要な出費ですから、何でもかんでも自腹で払うのでは無く会社に相談してみましょう。一時補助金など様々な形でサポートしてくれるかもしれません。自分の会社ですから、声をあげて改善していきましょう。意外と言われないとわからないことも多いですから。
以上、経験者が教えるテレワーク環境構築で注意するべきポイントまとめ という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ
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