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調理を学ぶ方法について 調理専門学校のシラバスを調べて方針を立てる話

前回の記事「料理の初心者として目指すゴールはどこなのか」にて、結論として「レシピ本がなくても自分の知識と経験で何でも作れるようになること。それは家族の幸せのため。」と最終的なゴールを決めた。

www.ouchiquest.com

次はゴールに向けて、どのような道程を進むべきかを考えていこう。

料理するたびにWEBでレシピを探していてはゴールにならない。基本的な事から学んで自分の中に取り入れる必要がある。今から調理の専門学校に通うことはできれないけれど、どのような指導を行っているのか、教材・参考書を含めてシラバスなど公開されていれば参考になるよね。ということで色々な調理専門学校のWEBサイトを調べてみた。

調理専門学校のシラバスをチェック

シラバスを調べていて見つけた1例を挙げてみる。東京の池袋にある学校法人 後藤学園 武蔵野調理師専門学校の情報。下のページ内にシラバスのPDFのリンクがある。

www.musashino-chouri.ac.jp

ここまで公表してくれると大変ありがたい。意外と詳細なシラバスを公開していない学校が多かった。

さて、調理コースの基本となる内容(実習除く知識面)は以下のようなものだった。

===== ここから =====

公衆衛生学

調理師として食生活と健康に関する基本的知識を習得し、健全な健康観を育てることを目標とする。そのため、食生活と疾病、健康づくり、食育、調理環境の安全、環境保健などについて広く学習する。

栄養学

人間は、食物を摂取し、体内に必要な物質(栄養素)を摂り入れる事で、その生命活動を維持している。食に携わる者として、食物に含まれる栄養素と体内における役割について理解する必要がある。この授業は、栄養学の基礎知識と、健康への意識を高めることを目的とする。

食品学

食品について学ぶことは、食品を購入、調理するうえでとても重要なことである。市場に多く出回っている食品について、その食品の特徴、旬、含まれる成分などについての知識を深め、また、さまざまな加工食品について学ぶことによって、調理の多様化、省略化に対応し、調理の幅を広げることを目的とする。

食品衛生学

食品は安全である事が絶対条件であり、食品を加工・製造・提供を職務とする調理師は、その責務が多大である。調理師の果たすべき役割とは何かを学ぶ事を目的とし、ノロウイルスをはじめとする食中毒の基本を学びます。

調理理論

生命を維持し、健康な生活をするために調理は欠かすことができないものであり、その専門職である料理人として調理技術に関する原理について学習をする。おいしさとの関係の中から調理の意義や目的について理解し、料理に適した調理器具と熱源について知ることにより、作業の能率を向上させ調理師としての資質の向上をはかる。

食文化概論

食文化とは何なのか。人類の歴史の中でどのように展開してきたか。そして現代の食文化はどのような事態を迎えているかについて学ぶ。食文化が自然環境や宗教などとの関連で多様に展開してきたこと、そこから食のマナーやタブーが成立してきたことなどを理解する。そして異文化との交流によって変化する性質を持つ食文化をグローバルな
視野で捉える事の必要性について理解を深める。また、調理師が食文化の継承者としてその重要な使命を実行するには世界の料理と食文化が具体的にどのようなものかを学ぶ必要がある。今日の食生活を彩るさまざまな国の料理を学んでいく。

フードビジネス

1、外食産業に就職又は将来自営業を目指し基本的な知識が身に付く様にマーケティング、外食産業、自分が目指す産業人になれる様に教育にあたりたい。
1、時代の変化に対応できる考え方企業人として人に認められる学習にしていきたい。
1、教材より今までの時代の変化に基づいて教育をしていきたい。

サービス論

料飲接遇サービス論をマスターする。

===== ここまで =====

 

だんだんと自分が学ぶべき道筋が見えてきた。飲食店を開きたいといった希望はないので「フードビジネス」「サービス論」は必須ではないけれど、健康面に配慮した料理を覚えたいという自分の希望とマッチする部分が多い。

「公衆衛生学」「栄養学」「食品学」「調理理論」「食文化概論」「食品衛生学」をバランスよく勉強していこう。

 

学習につかう教科書・テキスト

教科書については、 公益社団法人 全国調理師養成施設協会が出しているテキスト「新調理師養成教育全書<必修編>」が良さそうだ。

 

amazonで調べたら取り扱いがないみたいだけど、メルカリやヤフオクでいくつか必修編が販売されてた。卒業して不要になったケースがあるのね。購入してみます!

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ではまた (*´ω`)ノ