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この記事ではブラーバのバッテリー交換、純正・互換性バッテリー選びの注意点・ポイントについて解説します。
- ブラーバのバッテリーは寿命がある。自分で取り寄せて交換可能
- ブラーバの機種によってバッテリーが異なる
- ブラーバ 機種別 バッテリー寿命について
- ブラーバ バッテリーの選び方。互換性か純正か
- ブラーバ バッテリー交換の手順
- ブラーバの使い古したバッテリー廃棄方法(リサイクル)について
ブラーバのバッテリーは寿命がある。自分で取り寄せて交換可能
我が家の掃除で大活躍をしているiRobot社のロボット掃除機ブラーバ。2018年に購入したブラーバ380jを愛用しています。
ブラーバをスタートさせるとビープ音を6回鳴らして直ぐに止まっちゃうの。しっかり充電させたのに。壊れたのかなあ?
妻から相談があり、色々と推測してWEBで情報を集めたところブラーバのバッテリーが寿命を迎えたという結論に至りました。
ブラーバの充電式バッテリーは交換可能です。公式サイトや家電量販店、amazon、楽天などで購入し、自分で簡単に交換することができます。
ブラーバの機種によってバッテリーが異なる
ブラーバのバッテリー交換の前に、ブラーバの機種別バッテリーについて説明しますね。
ブラーバで利用されている充電式バッテリーは機種によって異なります。
2021年5月現在に発売されているブラーバの機種は大きく3つ。
- 300シリーズ
- 200シリーズ
- mシリーズ
下の画像はiRobot社の正規品バッテリーです。
左から300シリーズ、200シリーズ(ブラーバジェット)、mシリーズ(ブラーバジェットm6)のバッテリーになります。
300シリーズだけニッケル電池、200シリーズとmシリーズはリチウム電池です。
ニッケル電池とリチウム電池の大きな違いは自己放電です。
- ニッケルバッテリーの特徴 自己放電しやすい
- リチウムバッテリーの特徴 自己放電しにくい
「自己放電」について簡単に補足説明します。
自己放電とは何か
自己放電とは「動作させていない状態において時間経過と共に自然と電池が減る」現象です。説明書にも以下の記載があります。
• 使用頻度が著しく低い場合、バッテリーの寿使用頻度が著しく低い場合、バッテリーの寿命を縮める原因になります。少なくとも1週間に一度使用するか、充電してください。1週間以上使わないときは、バッテリーを十分に充電した後に取り外し、冷暗所で保管してください。
• 本製品の電源が切れていてもバッテリーは少しずつ消費され、数日でバッテリー切れになります。充電せずに1週間以上放置すると、バッテリーが過放電(バッテリーあがり)を起こし、寿命が短くなったり破損したりします。
• 本製品をご使用にならない場合でも、常にバッテリー充電器でバッテリーを充電してください。• 充電せずに長時間放置したときは、過放電によりバッテリーが破損している可能性があります。
ブラーバ 機種別 バッテリー寿命について
機種別バッテリー種類の対応状況は以下になります。
ニッケル水素電池が初期搭載されたブラーバ
- ブラーバ300シリーズ(380j、390j)
リチウムイオン電池が初期搭載されたブラーバ
- ブラーバ200シリーズ(240,250)
- ブラーバmシリーズ (m6)
ブラーバのバッテリーの交換目安は1年半(サポートセンターに確認)。
口コミを見ると早い人は1年も持たないようですね。
我が家のブラーバ380jは購入してから丁度3年くらい経つタイミングで寿命となりました(利用頻度としては週に1~2回程度)。
2019年にブラーバ380jは390jにモデルチェンジ済みです。390jを発売当初に購入した方はそろそろバッテリー交換時期が近いのではないでしょうか。
ブラーバ バッテリーの選び方。互換性か純正か
楽天やamazonで「ブラーバ バッテリー」検索すると
- iRobot社が販売するブラーバ純正バッテリー
- 他メーカーが販売するブラーバと互換性が有るバッテリー
上記2タイプが販売されています。
純正品の値段は ブラーバ300シリーズが9,000円台。200シリーズ、mシリーズが7,000円台と高いです。
互換性があるバッテリーの値段は2~3,000円台と安い価格帯で収まっています。
互換品は対応するブラーバの型番、ニッケル水素かリチウムイオンか、といった違いがあります。購入前に良くチェックしてください。
ブラーバ バッテリーの交換 おすすめは正規品・純正品
保証などを考えると純正品の購入が一番のおすすめです。対応機種の型番を確認した上で購入して下さい。
互換品で起こるかもしれないトラブルが不安なら最初から純正品を購入しましょう。
ブラーバ バッテリーの交換 互換品を選ぶケース
我が家では迷った結果、互換性バッテリーを購入しました。色々とクチコミを読みましたが評判も悪くないみたいですので。ただし、当たり外れがありそうです。
純正を選ばない場合は問題発生しても自己責任になります。
互換品のメーカーは聞いたことのない会社ばかりで不安が残るのが正直なところ... 口コミを参考にして自己判断しましょう
ブラーバやルンバの買い替えを検討するのも有り
正規品のバッテリーで1万円近い値段を払うならば、このタイミングで新機種のブラーバやロボット掃除機の買い替えを検討するのも良いでしょう。
最新型の機種は総合能力が格段に向上しています。
ブラーバ バッテリー交換の手順
ブラーバを裏返してバッテリー交換を行う流れを解説します。
詳しい手順はyoutube動画がありましたので貼っておきますね。
ブラーバのバッテリー交換手順は以下の流れとなります。
- ネジ止めされている部分をプラスドライバー(または硬貨)で開ける
- 中からバッテリーを取りだす
- 新しいバッテリーを入れる
- 再びフタを閉めてネジを締める。
以上になります。簡単ですね
ブラーバの使い古したバッテリー廃棄方法(リサイクル)について
交換したはいいけど、この使えなくなったバッテリー、どうすればいいの?
当然の疑問ですよね。
ブラーバのバッテリーにはリサイクルマークがついてます。折れ曲がった矢印が3つのマークです。
このリサイクルマーク付きの電池は通常の乾電池・ボタン電池のように簡単に捨てることができません!
地域で指定されたリサイクル電池回収ボックスに捨てる必要があるのです。
リサイクル電池の詳細については電池工業会のページをご覧ください。
処理方法とリサイクル:小型充電式電池のリサイクル|一般社団法人 電池工業会
ご自身の暮らす地域内でバッテリーを回収しているお店(電気店やスーパーマーケット)があるはずです。その店内にリサイクルボックスがありますので、不要となったバッテリーを出してください。下のリンク先記事に、近くのリサイクルボックスを探す手順が記載されています。
ルンバやブラーバ、スマホなど充電式バッテリーの捨て方は?廃棄・処分・回収方法を解説【リサイクル】
この記事がブラーバのバッテリー交換や不調で困っている人のお役に立てれば光栄です。
以上、ブラーバのバッテリー交換レポート【バッテリーの寿命は1年半程度】…という話題でした。ではまた (*´ω`)ノ
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