お洒落な夏野菜「ズッキーニ」。最近はスーパーでも普通に売られるようになり、家庭料理において一般的に調理されるようになりました。
WEBでも「ズッキーニ レシピ」などのキーワードで検索される方が多いと思われます。しかし、ズッキーニがどんな野菜か知ってますか?
本記事ではズッキーニに関する情報をお届けします。
- ズッキーニが日本に来たのはいつ?
- 伸び続けるズッキーニの収穫量・出荷量
- ズッキーニの産地はどこ?
- ズッキーニは何の仲間?キュウリ?ナス?正解はカボチャ
- ズッキーニにはどんな種類がある?緑色だけ?
- ズッキーニの旬の時期はいつ?
- ズッキーニの食べ方・調理方法!生でも食べられる?
- ズッキーニの栄養成分・ビタミンなど
- ズッキーニの主な効用(栄養面)
ズッキーニが日本に来たのはいつ?
現在アラフォーの筆者ですが、子供の頃にズッキーニを食べた記憶がありません。いつから日本でポピュラーになったのか調べてみました。
ズッキーニは1980年頃にアメリカから輸入されるようになり、新しい野菜として注目を集めて徐々に流通するようになったとのこと。比較的最近の野菜なのですね。
私の子供時代に見なかったのも納得です。
伸び続けるズッキーニの収穫量・出荷量
収穫量ですが2000年が1384トン、2014年が7128トン。21世紀になってからも5倍以上に大きく伸びています。この数字からもズッキーニの人気がうかがえますね。
ズッキーニの産地はどこ?
日本のズッキーニの産地は長野県が1位、32%。続いて2位が宮崎、31%。この2県で全国の約2/3を占めます。
原産地は北アメリカ南部・メキシコ、それからヨーロッパに渡りズッキーニが誕生したといわれています。イタリア・フランス料理で多用されますね。
ズッキーニは何の仲間?キュウリ?ナス?正解はカボチャ
見た目がキュウリに似ていることから間違われやすいのですが、ズッキーニはカボチャの仲間です。分類としては「ウリ科カボチャ属」になります。
ズッキーニにはどんな種類がある?緑色だけ?
スーパーでよく見かける緑色のズッキーニの他に、黄色いズッキーニ、丸い形のズッキーニ、花がついた花ズッキーニが流通しています。花も食べられるのです。
- ズッキーニ(緑)
- ズッキーニ(黄色)
- 丸ズッキーニ
- 花付きズッキーニ
ズッキーニの旬の時期はいつ?
ズッキーニは夏野菜です。旬の時期は夏。5月~9月頃が収穫のピークとなります。最近は流通量が増えたので夏以外にも購入が可能です。
ズッキーニの食べ方・調理方法!生でも食べられる?
人気上昇中のズッキーニ。一般的な食べ方は「油で炒める」のがポピュラーです。
ズッキーニが良く使われる南仏の野菜煮込みラタトゥイユでも、まずオリーブオイルでズッキーニを炒めてから煮込みます。
ズッキーニが含むビタミンCやカロテンを逃がさないためにも、油で炒めることが効果的なのです。
生でも食べることはできますが、皮や身が固いため、薄切り・千切りにする必要があります。
ズッキーニの栄養成分・ビタミンなど
ズッキーニには特別これといって高い栄養成分はありません(例えばレモンのビタミンCのようなもの)。
ですが、ベータカロテン(体内に吸収されてビタミンAに変わる)、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどをほどよく含んむ、バランスの良い野菜なのです。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- カリウム
ビタミンA、E、Kは脂溶性ビタミンです。油と一緒に取ることで吸収率がアップします。ズッキーニをオリーブオイルで炒めることが推奨される理由の1つです。
ズッキーニの主な効用(栄養面)
ズッキーニに含まれる栄養成分から期待される、健康面への主な効用です。
- 高血圧の予防・改善
- 老化の抑制、血液の流れを良くする
- 疲労回復
- 皮膚・粘膜の保護、目の健康維持
- 怪我の止血や骨の健康維持
ここまで、大まかにズッキーニについて紹介してきました。野菜に関する知識が増えると、料理がもっと楽しくなりますよね!色々なレシピを試してみて下さい。
本記事が皆様のお役に立てればうれしいです。
以上、ズッキーニのレシピを調べる前に!栄養・食べ方を知っておこう...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ
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