前回の記事で、共働き世帯における育児対応の難しさについて触れました。
我が家と同じく夫婦共働きの家庭ってどのくらい存在するのでしょう?
気になるので調べてみました!
夫婦のいる一般世帯で共働きの割合を調べてみた
我が国の人口・世帯・産業構造等の実態を明らかにするために5年に1度おこなわれる国勢調査。前回は平成27年10月に行われました。
就業状態等基本集計結果(PDF) こちらのデータを使います。
用語の説明
「就業者」とは、以下の4つの状態を持つものとする。
- 主に仕事
- 家事のかたわら仕事
- 通学のかたわら仕事
- 休業者
「非就業者」とは、以下の4つの状態を持つものとする。
- 完全失業者
- 家事
- 通学
- その他
先に結論から
夫婦共に「就業者」(共働き)の世帯は 1308 万 450 世帯
夫婦のいる一般世帯の 47.6%を占める
なるほど、半分くらいの家庭は夫婦共働きなんですね。
もう少し突っ込んで見てみましょう。
夫と妻の組み合わせからみた数字
夫が就業 AND (妻が就業者 OR 妻が非就業者)のケース
以下の表は、就業状態等基本集計結果の表を私が加工したものです。
夫が就業者で妻が就業者、つまり共働きの場合、全体の47.6%
フルタイム、パートタイムの区別はつきませんが、全体の1/2くらいは共働きのようですね。
夫が就業者で妻が非就業者、つまり奥さんが専業主婦の場合、全体の26.4%
専業主婦って全体の1/4くらいなんですね。ここ10年で専業主婦の割合が10%も下がっています。
そもそも夫が就業者の数そのものが徐々に減ってるのが気になります。逆に夫が非就業者が増えているということですね。
夫が非就業 AND (妻が就業者 OR 妻が非就業者)のケース
今度は逆のパターン、夫が非就業のケースです。
※以下の表も、就業状態等基本集計結果の表を私が加工したものになります
夫が非就業者で妻が就業者、つまり旦那さんが主夫の場合、全体の4.1%
最近よく聞くようになりました専業主夫。私の身近にはおりませんが。表を見ると徐々に増えているようですね。
夫が非就業者で妻が非就業者、つまり夫婦ともに働いていない場合、全体の21.4%
ええ!けっこう多くないですか?全体の1/5程度が夫婦ともに労働していない状態。完全失業者(求職中の方)も非就業者に入るとしても、私個人のイメージよりかなり多いです。このケースも徐々に増えているようです、
労働以外の収入があるのでしょうか… このあたり謎です。
以上、仕事と家事・育児のバランスが難しい!共働きの割合を調べたよ!...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ