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トイレ交換の費用や時間は?分譲マンション(築13年)の実例を紹介

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13年前に新築で分譲マンションを購入した筆者宅ですが、この度トイレの便器・タンク・ウォシュレット一式を交換しました。交換の要因はトイレの水漏れ・ガタツキ・故障です。

同じようにトイレ交換するか悩む人のために、本記事で情報を共有します。

 

 

トイレが壊れた?まずは症状を把握しよう

トイレを使っていると、便座の斜め前の床に小さな水溜まりのようなものができるようになりました。水を確認したところ、尿では無く水でした。おそらくどこかから水漏れが発生している模様です。それでも水漏れが発生する頻度は低く、100回に1回あるかないか程度。家族会議の結果、少し様子を見ようということに。

水漏れ発生から1ヶ月しないうちに、今度は便器に腰掛けると便器全体がガタガタと揺れるようになりました。便器の土台部分に何かトラブルが発生している可能性が高いです。土台部分を調べてみたものの、素人なので原因はよくわかりません。

水漏れと合わせて便器そのもののガタツキが同時に発生している状態です。トイレが壊れて使えなくなることは、日常生活における死活問題です。

本格的に壊れる前に、先手を打って対応しておく必要があります。

完全に壊れて激しい水漏れが起きると、マンションの近隣住民の迷惑になる可能性もありますし、即日工事で復旧できるとも限りません。

3年くらい前でしょうか、トイレタンクから水が流れなくなった時はDIYで対応できました(ホームセンターでタンク内の部品を調達・交換)が、今回のように原因不明の水漏れや便器のガタツキは自分での対応は難しいです。

最終的には、業者に交換を頼む方針に決めました。

マンション購入から13年が経過しており、便器そのものが交換時期なのかもしれません。

 

 

トイレ交換の相場について。料金はどのくらいかかるのか?

トイレの便器・タンク含めた全体の交換をする場合、料金がいくらかかるのか気になりますよね。急な故障・出費なので、あまりに高額な支払いは避けたいところです。

 

「トイレ 交換」「トイレ交換 費用」などでWEB検索して情報を収集しました。

シンプルに便器だけ交換する場合、安ければ6万円くらいから対応してもらえることがわかりました。

しかし、最近は便器そのものも色々な種類があります。超節水タイプ、掃除がしやすいモデル、タンクレス、手洗いありなし、壁リモコンタイプなど。どの便器を選ぶかによって10万円単位で値段が変わることもありそうです。
(便器の種類について詳しくはTOTOLIXILのWEBサイトをご覧ください)

また、便器の交換にあたっては、旧便器の撤去費用や新便器の取り付け工事費用もかかります。工事費用については工事業者に一度自宅のトイレを見てもらい、見積もりを出してもらわないと値段がはっきりしません。場合によっては床や壁の壁紙張替なども必要になるケースがあるとのこと。

工事業者のブログで施工事例などを色々と見て回ったところ、トイレ交換は総額で10万~20万円あたりが相場のように感じました。

 

トイレ工事の工事業者の選定方法、下見と見積もりについて

トイレ交換することを決めましたので、次は工事業者を決めなければいけません。

「トイレ交換 住んでいる地域名」でWEB検索すると、非常に多くのトイレ交換サイトがヒットします。その中でも「便器・タンク+ウォシュレット+設置工事費+旧便器処分費」が1セットで明朗会計的な料金表示となっていたクラシアンに連絡をとることに決めました。

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クラシアン トイレの相場は?

上記画像はクラシアンWEBサイトから引用。安ければ10万円しませんが、平均相場的には10万円~20万円あたりを考えておくと良さそうです。

 

我が家のトイレの希望である「節水タイプ」「掃除がしやすい」「ウォシュレット(袖付きタイプでOK、壁リモコンは不要)」「手洗い付きタンクが良い」を全て満たしているタイプがありました。

 

早速クラシアンに電話をかけて問い合わせをしたところ、作業員による設置工事のためのトイレの下見がまず必要とのことでした。

トイレの状況によっては特別な工事が必要で希望のケースにならないこともある、との説明を受けました。

 

トイレ交換の業者による下見の結果、希望通りに行かないことが判明

約束した日に工事担当者がやってきて下見してもらったところ、希望していた金額では収まらないことが判明しました。

 

上記画像が我が家(マンション)の交換前トイレです。

右奥にハリ(柱のようなでっぱり)があり、そこにマンションで共有の下水管が流れています。便器から下水への経路も、便器の真下に流れるのではなく、便器の後方から排出する仕組みです。

 

トイレタンクとハリの隙間がほとんどないため、タンクレバーが左側についています。

通常トイレタンクのレバーは右側についているものがほとんどで、左側にレバーがついているタイプのタンクは機種が限られるそうです。

 

私がWEBで見た明朗会計のトイレタイプ TOTO ピュアレストQRはレバーが右側タイプしか存在ないため、左レバーがある別タイプを選ぶ必要があるとのこと。

 

左レバータイプの便器・タンクと、それに合ったウォシュレットは工事担当者に選択してもらい、後日見積もりを出してもらうことに

見積もり額がどんどん増えていくのではないか?と不安が募ります。
その辺りの不安も担当者に正直に伝えました。

 

後日もらった見積もり額は127,800円(税別)でした。
当初のイメージより3万円近くかかることになりましたが、10万円台前半ですし、世間的な相場の範囲ですね。

見積もりに了承を出して正式に発注、工事を依頼しました。

 

トイレ交換の工事当日。どのくらい時間がかかるのか・注意点は?

消費税の増税直前ということもあり、注文が立てこんでいるとのこと。便器の手配に時間がかかることから、1週間後に工事を行うことになりました。

 

工事当日です。便器の交換工事には、目安で2時間程度かかると説明を受けました。
特殊な工事が必要な場合はもう少しかかる場合もある、とのことです。

 

工事を行う際の注意点なのですが、まずトイレが使えなくなります(当たり前ですが)。そのため、工事が始まる前にトイレは済ませておきましょう。

また、工事の際は水道の元栓を締めます。トイレだけでなく、キッチンや洗面台など、家全体の水道が使えなくなります。

工事開始から2時間かからず、無事にトイレ交換作業が完了しました。トイレのタンクも細身になり、スッキリした印象です。

水道の元栓も開けて、流しや洗面台から水が流れることなども確認して作業終了です。想定外の作業も発生しなかったため、見積もり通りで追加の必要も発生しませんでした。

 

最後に工事業者の人と話をしましたが、トイレタンク内の部品は10年も経つと劣化してくるとのこと。便器そのものは10年~15年程度は問題無く使えるのではないか、との話でした。

 

以上、トイレ交換の費用や時間は?分譲マンション(築13年)の実例を紹介...という話題でした。