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我が家では2羽のマメルリハを飼育していますが、最初に購入・お迎えするときは知識があまり無く、苦労する点が多々ありました。
本記事ではこれからマメルリハをお迎えしたいという人に向けて、事前に知っておくと良い点について情報をまとめました。
- ショップで実際にマメルリハを見ておくこと
- ペット生体は通信販売はできない。対面式で受け取る必要あり
- インコは手乗りが良いか、手乗りでなくても良いか
- インコが幼少期から一人餌になるまで
- マメルリハの欲しい色によっては待つことも
- 鳥を見てくれる動物病院をチェックしておこう
- マメルリハの飼育に必要な用具について
近年人気が高まってきた手乗りインコの一種、マメルリハ。購入を考えている人が多いのか、以前書いた記事「かわいいペット マメルリハ の飼い方を教えるよ!」に多くのアクセスが集まっています。
マメルリハの人気の理由としては以下が挙げられます。
- 色がカラフル(緑・青・黄色・白)
- 個性的・やんちゃ
- とても懐きやすい・手乗りに向いている
- サイズが小さくてかわいい
マメルリハはペットとしておすすめの小鳥ですよ (*´ω`)
ショップで実際にマメルリハを見ておくこと
私がインコを購入しようと考えた時は「手乗りインコが欲しい」という漠然としたレベルでした。手乗りインコ(人に懐きやすいインコ、総称して「ラブバード」と呼ばれる鳥たち)について調べると、マメルリハの他にも多くの種類のインコが手乗りになることを知りました。
※以下の鳥名はgoogle画像検索結果のリンクになっています。
インコの種類によって、体のサイズ、鳴き声の大きさ、鳴き声のトーン、性格、懐きやすさ、寿命、価格など違いがあります。色々と調べた上で実際にショップでインコの実物を見ることをおすすめします。
どのインコもとてもラブリーなのですが、私がマメルリハを購入する決め手となったのは「糞」でした。他のインコと比べて「糞に含まれる水っぽさが少なく小屋の掃除がしやすそう」という点に着目しました。
体のサイズが小さいので子供達が怖がらずに仲良くなりやすい、という点も評価したポイントですね。
ペット生体は通信販売はできない。対面式で受け取る必要あり
動物愛護法が2013年9月1日に改正されました。これにより生体・ペット購入時に現物確認・対面説明が義務化(第二十一条の四)されることとなり、実質的に「生体の通信販売が禁止」となりました。
そのため、マメルリハを購入する場合は直接ショップに訪問・受け取る必要があります。自宅近くで購入できそうなショップを探しておきましょう。
電車や車の移動の場合、鳥にとってストレスになりますが、暗くて揺れない環境であれば1~2時間くらいかかっても大丈夫かと思います。移動時間が長くなる場合はショップ店員さんにも相談してみて下さい。
我が家は自宅から電車で1時間の程度のペットショップで購入。お店の人がティッシュ箱よりも一回り小さい箱にマメルリハを入れて(暗い状態なのでマメルリハは静か)、その箱を静かに持ち帰りました。帰りも電車・徒歩で移動です。
インコは手乗りが良いか、手乗りでなくても良いか
マメルリハはとても懐きやすいインコですが、懐くかどうかは生まれてから一人餌になるまでの給餌の時期が重要です。ここで人間から餌をもらって手乗りになるように仕込んで置くことが大切です。成鳥になってから手乗りの訓練は難しいでしょう(そもそも手を伸ばしても逃げて寄ってこない)。
手乗りが欲しい場合は、ショップ経由で良く仕込まれた・人慣れしたマメルリハを購入しましょう。
手乗りでない場合、料金が安くなる傾向があります。手乗りの必要なし・購入価格が安い方が良いならば、このケースも検討してください。
人間に対する懐き具合は鳥自身の個性が影響します。カゴから出して自由に遊ばせる・放鳥した時に、直ぐに人間に寄ってくる鳥もいれば、人にはあまり寄らずに自由に飛び回る鳥など様々です。
ベタ慣れした場合は「ニギコロ」と言われる技も可能となります。
※ニギコロとは人間の掌の上でリラックスしたインコがお腹をみせた仰向けになった状態を指す言葉です。握られてコロンとした状態≒ニギコロ。
インコが幼少期から一人餌になるまで
生まれてから一人で餌が食べられるようになるまでは人間が餌を与える(給餌)必要があります(柔らかくした餌をスポイトなどで直接ヒナの口に与える)。
日中は仕事などがあり自分で給餌ができない場合は、ショップにお願いして一人餌になるまで面倒をみてもらうことも可能です。給餌期間中に手乗り訓練もしてもらえますよ。料金や期間はショップと相談になります。
マメルリハの欲しい色によっては待つことも
マメルリハは市場への流通量がそれほど多くありません。また、色によって流通量が変わります。マメルリハの場合、ノーマルカラーは緑・グリーンになります。
希少性の関係は概ね以下のようになるでしょう(左のグリーンほど流通量が多く、右のホワイトほど流通が少ない)
グリーン < ブルー < アメリカンイエロー = ホワイト
イエローやホワイトのマメルリハが欲しい!と思っても、タイミングによってはショップで売ってないことがあります。決まった色が良い場合は事前にショップに相談・予約しましょう。
「イエローが入ってくる予定はありますか?」「イエローが欲しいので入荷したら教えて下さい」などと問い合わせることで、ショップが持っている情報・予定を教えてくれます。
※インコのヒナの流通時期は「春」「秋」が多い傾向にあります。
マメルリハを購入する前に、欲しい色、懐き具合など、どれを優先するか、ある程度は考えておきましょう。その上でショップに購入する意識があることを伝え、相談すると良いですね。
鳥を見てくれる動物病院をチェックしておこう
皆さんのお住まいの地域にも動物病院があると思われますが、犬猫中心の動物病院であることがほとんどでしょう。
鳥の場合、伸びすぎたくちばしや爪をカットしてくれる程度なら受けてくれる病院はあるかもしれません。ただし鳥のレントゲン・手術まで対応してくれる専門病院はなかなかありません。
小動物は体が小さいこともあり、一気に体調を崩して天に召されることも珍しくありません。見た目で「明らかに様子がおかしい」という場合はかなり症状が進行している可能性が高いです。特に鳥の場合、精巣・卵巣などのトラブルを抱えやすい傾向があります。
電車で1~2時間程度かかっても、レントゲンを撮ってくれる設備のある鳥専門の動物病院を見つけておきましょう。
マメルリハの飼育に必要な用具について
インコの飼育道具については別記事にまとめました。参考にしてください。
インコ「マメルリハ」の飼育で実際に使ってるおすすめアイテム・道具を教えるよ!
以上、マメルリハ・手乗りインコを里親募集・ショップ販売でお迎えする前に知っておきたいこと...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ