日立のドラム式洗濯乾燥機「SX-110CL」を購入してから1ヶ月が経過。8年ぶりの機種変更のため、洗濯乾燥機の進化に驚き、心から「買い換えて良かった!」と感謝する毎日を過ごしています。特に日立の乾燥機能、別名「風アイロン」は最高です。
たった1つだけ困った問題が発生しました。
それは「糸くずフィルター、乾燥フィルターのエラー表示」です。
洗濯機を毎日のように使い続けているのですが、電源を入れると2週間に1度くらいの間隔(?)でパネル上に「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」と赤色で表示されます。
- 糸くずフィルターも乾燥フィルターも毎回お手入れをしている
- 実際にフィルターは綺麗に保たれている
一見すると問題無さそうな環境でも、定期的にフィルター関連のエラーが発生してしまいます。故障、あるいは初期不良なのかと疑いましたが、色々調べているうちに原因がわかりました。
私と同じように糸くず・乾燥フィルターのパネル表示で悩む人のために情報共有しますね。
結論から述べると
パネル上に「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」と表示されても、エラーとは限りません。単なる注意喚起(掃除を忘れないでね)の可能性が高い
ということです。
購入時に付属してきたマニュアルを精読していたら、パネルに「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」が表示された際の注意点について記載がありました。
マニュアルの一部を書き起こします。
パネルに「糸くずフィルター」と表示される場合
- 運転を15回行うたびに表示します。
- 「洗→乾」運転をした場合は、乾燥で出る糸くずがたまりやすいため、15回未満でも表示する場合があります。
パネルに「乾燥フィルター」と表示される場合
- 「洗→乾」または「乾燥」を10回運転するたびに表示します。(ほこりのたまり具合が少ないときでも表示します)
- 乾燥フィルターが詰まっていると、10回未満でも「乾燥フィルター」を表示する場合があります。
マニュアルによると、実際にホコリが溜まっているかどうかは関係ありません。
少なくとも
- 糸くずフィルターは15回運転するたび
- 乾燥フィルターは乾燥機能を10回運転するたび
上記条件を満たせば、パネルに表示されます。
メーカー側の視点で察すると
- 放っておくとフィルタの清掃をせずに故障に至るケースが多い
- 故障して問い合わせが増える前に、清掃するように注意喚起して予防しよう
ということで、このような仕様になったのでしょうね。
パネルに糸くずフィルター、乾燥フィルターと表示された場合のまとめ
次の手順で対応します。
- 電源を入れたらフィルタに「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」の表示有り
- 故障では無く単なる注意喚起のケースが多い
- 慌てずに一度電源を消す
- フィルタを確認してゴミが無いことを確認する
- 電源を入れる
- 「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」の表示がないことを確認する
- 洗濯を開始する
という流れになります。
以上、「日立 ドラム式洗濯機でパネルに「糸くずフィルター」「乾燥フィルター」と出る場合は故障では無く定期的な注意喚起の可能性が高い」...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ