一番出汁をとった後に残った昆布や鰹節などの素材・材料。高級な飲食店ではそのまま捨ててしまうケースもあるようですが、一般家庭の目線で見るともったいないですよね。一番出汁で使った素材と新たな鰹節(追いがつお)で二番出汁を取りましょう!
一番出汁と二番出汁の違い
まず最初に、一番出汁と二番出汁の違いを理解しておきましょう。
「一番だし」は素材の旨味を抽出した出汁です。味は濃厚、香りは高くなります。用途としてはお吸い物などだし汁のうま味をストレートに感じやすいものに使うと良いです。
「二番だし」は一番だしで使った素材を再利用します。一番だしの時に抽出しきれなかった素材のうま味を更に絞りだすため、一番だしと比較して雑味が出てしまいます。用途としては味噌汁・煮物など出汁と他の調味料を混ぜるものに使うと良いです。
簡単な二番出汁の取り方
二番だしの材料
- 一番だしで使った素材
- 鰹節 10g
※一番出汁は水1リットル、昆布8g、鰹節10gで取ったと仮定
一番出汁の取り方は以下を参考にしてください
【おすすめ】簡単な出汁(だし)の作り方!出汁ポットに素材を入れて放置するだけ - おうちクエスト
二番だしを作る手順
- 鍋に一番出汁で使った素材を入れる
- 鍋に水を加える
- 強火で沸騰させる
- 沸騰したら弱火に落として5分ほど煮出す
- 火を止めて追いがつおを入れ、2分ほど放置
- 出汁を漉して完成
以上です。
写真付きで見ていきます。
一番出汁の素材と水を火にかけて沸騰させたら弱火で5分ほど煮出します
火を止めたら追いがつおを投入。そして2分ほど放置
出汁を漉します。私は布やキッチンペーパーを使いません。
二番出汁がとれました。
左が二番出汁、右側が一番出汁です。うま味は一番出汁の方が濃いはずですが、色は二番出汁の方が濃い。
二番出汁で使った素材の再利用
二番出汁で使った素材(昆布・鰹節)はそのまま捨ててしまうのはもったいないですね。我が家ではおにぎり用のおかかを作っています。おにぎりの具材に最適です。
二番出汁の素材を元にした「おかか」の作り方
- 素材をフライパンに入れる
- 醤油 大さじ1、みりん 大さじ1 を加える
- 炒めて完成
- 好みでゴマ、ごま油、刻みネギなどを追加
以上、【おすすめ】簡単な二番だしの取り方!追いがつおでうまみを引き出そう...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ
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