貯金したい!節約は大きな金額を払う固定費から検討
安心した日常生活を送るために必要な貯蓄。この貯蓄を増やすためには「収入をアップさせる」あるいは「支払い・費用を減らす」ことが重要ですよね。
先日の記事では「売上・収入」「支出・費用」「利益・貯蓄」の関係について、企業と同じように家計でも損益計算書と同じ考えが使えることを解説しました。一度理解してしまえば簡単です。
「収入を増やす」という点については、旦那様の昇格・昇給が無いと難しい・奥さまの努力だけではどうにもならない、という面があるので、ややハードルが高いですよね。
「支払い・費用を減らす」という点については、家計をコントロールしている奥さまでも工夫の余地がありそうです。
今回は「支払い・費用を減らす」という点にスポットを当てて考えていきましょう。
見直しの第一候補は住宅ローン
支払いの見直しについて、効果を出すためには大きな支出原因となっている固定費から考えていくのがセオリーです。一般的には借金、住宅ローン・車のローンの見直しですね。
借入金は利息が付きます。この利息がやっかいで、支払い時期が長くなるほど利息として払う額も大きくなります。
住宅ローンの見直し方法は大きく2つあります。
- 金利の安い他銀行に乗り換える
- 現在の銀行に対して繰り上げ返済を行う
住宅ローンを借り換えれば数百万円も得する可能性あり
住宅ローンの金利が下がっている現在は借り換えのチャンスです。低金利の固定型に変えることで総額数百万円カットできるかもしれません。
多くの銀行が借り換えによる集客活動を頑張っています。WEB上からの住宅ローンシミュレーター、窓口の無料相談など、消費者にとって便利なサービスが提供されています。賢く使いましょう。
ローンを組んだまま面倒だから放置ではもったいないですよ!
住宅ローンの繰り上げ返済で支払い総額を減らそう
住宅ローンの繰り上げ返済には多く2つあります。
- 期間短縮型
- 返済額軽減型
順番に説明しますね。
住宅ローンの繰り上げ返済「期間短縮型」について
「期間短縮型」で繰上返済するケースですが、毎月の返済額等は変わりません。
ただし、返済期間が短くなります。これにより、短縮された返済期間に組み込まれていた利息が軽減されます。
また、期間が短くなると精神的に楽になるというメリットがあります。
短期短縮型と返済額軽減型、両方を比較すると短期短縮型の方が利息の軽減効果が高くなります。住宅ローンをトータルで見た場合、利息をどう減らすか、が重要ポイントになりますので、トータル金額を減らすことを目的とするならば短期短縮型を選ぶべきでしょう。
住宅ローンの繰り上げ返済「返済額軽減型」について
「返済額軽減型」で繰上返済するケースですが、返済期間は変わりません。ただし、毎月の返済額が下がります。
子供が多くなって、教育資金がかかる、親の介護で他の支出が増えるなど、将来的に住宅ローンの支払い・負担が重くのしかかることが予想される場合があります。そのようなケースで効果を発揮します。
おすすめは「乗り換え」と「期間短縮型」の組み合わせ
我が家では知人からお得な低金利ローンを紹介されて検討した結果、住宅ローンの乗り換えを行うことにしました。
また同じタイミングで、貯蓄から期間短縮型の繰り上げ返済を行うことで期間を短縮。その分の利息を軽減させることにも成功しました。
その効果はとても大きく、もっと早く繰り上げ返済しておくべきだったね、と夫婦で反省したほどです。
皆さんも住宅ローンの見直ししてみてくださいね!
年1ペースでよいので、夫婦で大きな支出の見直しを話し合う。これだけで全然違ってきますよ!
以上、【家計】大きな固定費の見直し!住宅ローンの繰り上げ返済を考えよう【節約】...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ