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厚生労働省「フリーランス白書 2018」を読んでフリーランス独立前に実態をデータで知るべき

フリーランス歴8年の筆者ぺこぺこ(ぺこぺこ | Twitter)です。

以前、フリーランスに憧れる人に向けて記事を書きました。要は「フリーランスになりたいのではなく、今の環境を変えたいだけのケースがあるので良く考えよう」ということです。

フリーランスになる前に考えよう。単に今の職場から離れたいだけなんじゃないの?

今回の記事はそこから1歩先へ。良く考えた上でフリーランスとしての生き方に挑戦したい!という方へ向けて紹介したい資料があります。それは厚生労働省から公表されている資料「フリーランス白書2018」です。

 

プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2018(PDFファイル)

 

いきなりフリーランスの世界に飛び込む前に、データから実態を把握しておきましょう。ビジネスの世界で生きていく以上、データに基づいた客観的な視点は重要です。主観・やる気元気だけではお金は稼げませんから。

 

この資料「フリーランス白書2018」は一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会による制作。2017年にできた新しい団体のようですね。

それではフリーランス白書2018を見ていきましょう。

 

 

 

フリーランスの類型(広義)

この資料の注目点の1つとして、あいまいな言葉「フリーランス」に対して類型化を試みている部分が挙げられます。

世間で「フリーランス」という言葉が使われる時、働き方改革としてのテレワーク、開業届けを出した自営業、隙間時間を使う副業的マルチワーク、正社員では無くアルバイトとして複数の仕事をかけもつフリーター、色々な要素がごちゃごちゃしていて、何がフリーランスなのかよくわからないのが実情です。

 

本書では「フリーランス」の意味を広義で捉え、以下のように定義しています。

 

「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」

 

そのうえで「独立系フリーランス(雇用関係なし)」「副業系フリーランス(雇用関係あり)」の2つに大きく分類。更にその下に「経営者」「個人事業主」「すきまワーカー」「雇用x経営者」「雇用x個人事業主」「雇用xすきまワーカー」「雇用x雇用」の7分類を定義しています。

 

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※図は全てフリーランス白書2018より引用

独立系は税金・保険も全て自分で支払うことになります。労災も無いので事故にも注意。仮にインフルエンザになっても納期は延びませんし、契約によっては違約金問題に発展しかねません。健康であることも重要です。

 

フリーランスの職種の多様化

多種多様なフリーランスの職種、働き方の軸についても紹介されています。

クリエイティブフリーランス

デザイナー、編集者、映像ディレクター、コピーライター、フォトグラファオー、アーティストなど

ビジネスフリーランス

エンジニアやライター、コンサルタント、広報や人事・財務などのスペシャリスト

職人フリーランス

スタイリスト、美容師、フードコーディネーター、ハンドメイド作家、ハウスキーパー、スポーツトレーナー、講師など、特定の技能を提供

フリーランスの業務範囲(契約単位)

仕事を受注し報酬を受けるために重要な双方の合意。フリーランスの業務範囲として主に3つ定義が紹介されています。

タスク型(スポット型)

期日、作業内容、納品物が明確

プロジェクト型

期間が少し長めで、業務範囲、成果物で定義

ミッション型

期間や有形の成果物を特定せず、定められたミッションや役割に基づき業務を遂行

 

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私個人の経験から述べると、ミッション型で毎年成果を出し続ける・企業の成長をサポートする事が一番報酬的にも高くなる・収入が安定する形ですね。

 

ここまではフリーランスの定義の話。

 

ここから先は 有効回答数1141名の調査結果です(サンプルとして2000人くらいは欲しいところですが)。

フリーランス労働時間

労働時間のデータ。フルタイムに近い、月140時間以上は 52.0%。残りは副業、すきま時間的な働き方となっています。

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フリーランス個人収入

気になるお金の話です。フリーランス全体でみると現在の収入のボリュームゾーンは「100~300万」、次に「300~500万」になります。

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月の労働時間が140時間を越える、フルタイムに近い形で働いている人に限定した結果は以下のグラフ。

 

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かなりバラツキがあり、フリーランスになったからといって高収入になるとも限らないですね。家庭を支える大黒柱として100~300万だと厳しい感じがします。

 

参考までに下のグラフはサラリーマン1000人に聞いた年収。フリーランスと大きな変化は見られないですね。

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フリーランス白書2018では他にも、「フリーランスになって変化したこと」「満足度」「課題と乗り越え方」「継続・成功に重要なもの 」などの統計結果も公表。

また、フリーランスでは無くサラリーマン1000人に聞いた収入・満足度などの統計データも併せて公開されています。

時間のあるときにチェックして、参考にしてみて下さい。

 

プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2018(PDFファイル)

 

以上、厚生労働省「フリーランス白書 2018」を読んでフリーランス独立前に実態をデータで知るべき...という話題でした。

ではまた (*´ω`)ノ