更新日
夏になると子供に人気のザリガニ釣り!自宅でのザリガニ飼育方法について
夏になると子供たちに大人気な水辺遊び。都会でも親水公園などにいくとザリガニを捕まえるのに夢中な子供たちを多く見かけます。
この記事では自宅でザリガニを飼育する方法を教えます!
子供を持つ親の悩みといえば子供が捕まえてきた昆虫や魚のお世話。捕まえたらその場で逃がしてくれればいいのですが、持ち帰って飼いたがるのが子供というもの。子育てに虫や魚の世話は付き物なのです!
その筆頭が金魚。2位がカブトムシ・クワガタムシ。同着2位にザリガニあたりでしょうか。セミはすぐ死んでしまうから逃げしてあげようね!と諭すと同意する子が多いですね。
我が家のザリガニ飼育事情
昨年の夏。子供と妻が水遊びから帰宅すると、なんとザリガニを2匹も連れ帰ってきました!意外だったのは妻がザリガニの飼育に乗り気だったこと。ザリガニなんて嫌がると思ってたのに。名前も「ザリ男」と「ザリ子」と決まってました。
飼育するならばしっかりと飼おう!ということで、ザリガニ君に立派なお家を用意することになりました。
ザリガニの最低限必要なもの それは水槽
その時にamazonで購入したのがこちらの飼育セット。
水槽に加えて空気を送りこむポンプ、エアーチューブ、ぶくぶくさせるフィルター。必要なものが一通り揃っています。お値段も安い。ベストセラー商品1位なのも納得です。ザリガニにも問題無く使えます。
ザリガニ水槽の底に敷く砂・砂利について
水槽の底に敷く砂や砂利、石については何でも良いというのが個人的な所感ですが、うちの水槽は田砂を敷いています。田砂とはサラサラした粒の小さな砂です。
細かい砂だと食べカスが詰まりにくく掃除しやすいというメリットがあります。食べカスが残ったままだと水質が悪化するので直ぐに取り除くようにしましょう。
また、ザリガニは体の隙間に細かい砂を入れるなど、掃除や体調管理、脱皮など色々な用途で使います。田砂はこの点でも優れているのでおすすめです。
ザリガニの隠れ家としての石、流木など
ザリガニは臆病なので人間の姿を認識すると威嚇してきます。
そのため安心して暮らせるように隠れ場所を作ってあげましょう。ザリガニを捕まえた場所に転がっている手頃な石で問題ありません。石を組み上げて隠れ場所を作ってあげましょう。熱帯魚屋に行くと小さな流木が売っていますが、流木だとコケが生えることがあります。
我が家は小さなガラスのコップを入れています。お気に入りのようでいつも隠れていますよ。
ザリガニの餌 汚れが少ないペレット
ザリガニの餌といえば、おつまみのイカ、にぼし、かにかま、ごはんつぶなどを思い浮かべる人が多いでしょう。しかしこれらの餌は水が汚れやすいんですね。水が白く濁る、臭い匂いが残るケースもあります。掃除も大変です。
個人的にはペレットをおすすめします。ペレットとは粒の餌です。
まさにこの餌を使っています。広いスペースに3、4粒程度落としておけば十分です。お腹が空いた時に小さな足でつまんでチマチマ食べてます。
絶対に忘れないで!ザリガニ脱走防止に水槽の蓋
ザリガニは脱走名人なんて言いますけど、これホントです。水槽に蓋をしていたにも関わらず、エアレーションのチューブを通すために空いていた10円玉程度の穴から1匹、ザリ子が逃げ出してしまいました!
朝になって目が覚めると、水槽の近くで乾燥して体がカピカピになっているザリ子の姿が!そのままザリ子は天に召されました。
今では養生テープを使ってエアーチューブを通す穴の隙間をふさぎ、ザリガニが脱走できないようにしています。
水代えの水と直射日光に注意!ザリガニ水槽にコケが生えるよ!
水槽の掃除をするときに、水を全部取り変えることは避けた方が良いです。水質が一気に変わるとザリガニが死んでしまう恐れがあります。我が家では半分を目安に水替えを行っています。
水替えに使う水ですが水道水をいきなり投入するのは望ましくありません。バケツやペットボトルなどに入れて2~3日放置してカルキが抜けたものを使いましょう。
また、水槽に直射日光を当てるのは避けてください。温度変化でザリガニにダメージを与える場合もありますし、水槽にコケが生えやすくなります。水槽が汚れると人間にとって飼育するモチベーションも下がりますし、悪化した環境ではザリガニが可哀想ですから。
ザリガニは共食いリスクあり!単体での飼育が推奨!
ザリガニは臆病で縄張り意識が強いです。若い時期は食欲も旺盛。そのため、複数のザリガニを小さな水槽で買う場合は、共食いリスクが高くなります。特に、小さいザリガニと大きいザリガニ、サイズ差がある場合は、小さいザリガニが狙われやすい傾向にあります。脱皮した直後なども危険ですね。
可能であれば単体で飼うの良いでしょう。複数飼う場合は、それぞれが安心して隠れられるスペース・シェルターを用意してあげましょう。
そして2年目を迎えた我が家のザリガニは今日も元気!
特別なことは何もしていませんが、ザリおは元気に育ち、途中で脱皮も2回ほど経験しました。飼い始めて間もない夏の後半と秋に1回づつ。それから脱皮はありません。
飼育のザリガニは寿命が2~3年程度という話も聞いたことがありますし、まだまだ楽しく家族の一員として過ごせそうです。これからもよろしくな!ザリお!
※追記:ザリおは2年目を迎えるころ、自然と天に召されました。
ザリガニの飼育方法 まとめ
- エアー付きの水槽セットを用意する。安い製品でOK
- 隠れ家を用意してあげる。捕まえてきた場所の石やガラスのコップでOK
- 水槽に蓋をする。逃げられないように隙間は塞ぐ。
- 餌はペレット状の専用の餌が良い。ご飯粒・イカなどは水質が悪化しやすい。
- 水替えは1/3~半分程度。水道水はカルキを抜いたものを使おう
- 直射日光を当てない。コケが生えやすくなる。激しい水温変化を避けよう。
- 複数のザリガニを一緒に入れると共食いの可能性がある。単体の飼育が望ましい。
この記事がこれからザリガニの飼育を考えている人のお役に立てれば嬉しいです。
ではまた (*´ω`)ノ
こんな記事も書いています