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総合リゾート運営会社、星野リゾートをご存知でしょうか。経営破綻した旅館の後を継ぎ、人気旅館に見事に再生させることで注目を集めています。利益も出しながら質の高いサービスも提供するということで、経営学での題材に使われることも多いです。
高級リゾートの「星のや」、上質な温泉旅館「界」、西洋スタイルの「リゾナーレ」と複数のブランドを展開。国内だけでなく海外進出も始まり、今後も益々の活躍が期待されます。
以前から1度泊まりたいと思っていた星野リゾートの施設、2018年の夏・お盆休みにやっと宿泊することができました!それは 鬼怒川温泉にある「界 鬼怒川」です。
本記事では星野リゾート「界 鬼怒川」に実際に宿泊した口コミ・感想・レポート記事になります。参考になれば幸いです。
「界 鬼怒川」を予約するなら「じゃらん」がお得
私は公式サイトから宿泊申し込みを行ったのですが、旅行サイト「じゃらん」でも取扱いが開始となりました。じゃらんならPontaポイントが利用できるのでお得ですよ!次回の別の旅行でもポイントが使えますし、おすすめです。
- 「界 鬼怒川」を予約するなら「じゃらん」がお得
- 「界 鬼怒川」アクセスについて
- 「界 鬼怒川」客室について
- 「界 鬼怒川」大浴場・露天風呂について
- 「界 鬼怒川」館内について
- 「界 鬼怒川」食事について 贅沢な夕食・朝食に感動
- 「界 鬼怒川」お盆シーズンの料金・価格
「界 鬼怒川」アクセスについて
鬼怒川温泉駅から界 鬼怒川までは距離で1.2kmほど、徒歩でも15分~20分程度。私たちは鬼怒川の街並みを楽しみながら徒歩で向かいました。タクシーならあっという間ですね。徒歩の場合は駅から北上し、ふれあい橋を渡って鬼怒川の西側に出て、少し南に下るとホテルに到着します。
ふれあい橋は綺麗に整備されており、有名な階段アートもあるので行ってみると良いですよ!(ふれあい橋は徒歩専用です)
ふれあい橋を越えて鬼怒川観光ホテルの角を曲がり南に向かうと、下の画像のようにカーブにさしかかります。奥には木々が茂っているように見えますが、実はここが「界 鬼怒川」の入口なのです。大きな看板が無いのでわかりにくいですね。
スマホで地図アプリをみてもどこが入口かさっぱりわかりません。
「界 鬼怒川」の北側に入口があります。出入り口はこの一か所だけです。鬼怒川観光ホテル方面です。西側や南側に入口はありません。
入口の近くに来ると看板が見えます。見逃さないようにご注意ください。
ここから先、ホテルの入口までは砂利道ですので、タイヤがついて引くタイプのスーツケースの方は苦労しそうです。
「界 鬼怒川」入口のスロープカー乗り場
砂利道を抜けると駐車場&玄関へ続くスロープカー乗り場に到着です。
ここからレールに沿ってスロープカーで本当のホテルの入口へ登っていきます。子供は大興奮です!「エレベーターのような箱に乗って、レールに沿って移動する」とイメージしてください。
ホテルまではかなり斜度がありますので、もし歩くとなると大変ですね。その苦労を無くすためのスロープカーなのでしょう。1台が単線を往復する形になります。
※スロープカー内部から進行方向・ホテル玄関方面を撮影
「界 鬼怒川」ホテル玄関 スロープカーで登った先
スロープカーを登って、本当の入口に到着です。豪勢というよりもゆったりと落ち着いた雰囲気です。
担当者に声をかけられてチェックインを行います。チェックイン中にウェルカムドリンクを頂きました。
「界 鬼怒川」客室について
公式のホームページに載っていた通り、とても美しく落ち着ける客室空間です。
私たち家族は「とちぎ民藝の間 温泉露天風呂付き タイプR」に泊まりました。
※一部の写真は界 鬼怒川 公式サイトからの引用になります。
寝室と居間の2部屋構成になります。ウェルカムお菓子も用意されていました (*´ω`)
外の景色が美しく、とてもリラックスした気持ちで過ごすことができます。
部屋についている温泉露天風呂です。女性なら足を延ばして入ることができる大きさです。ほんのり木の香りが漂い、とても気持ちが良いです。
「界 鬼怒川」大浴場・露天風呂について
大浴場の温泉はアルカリ性の単純泉。独特の臭い・ぬめりはありません。混みあうことも無く、ゆっくりのんびり入っていられます。
※一部の写真は界 鬼怒川 公式サイトからの引用になります。
露天風呂です。広く解放感があります。四季によって桜やもみじなど景観が変化そうですよ。夜はライトアップされるので幻想的な雰囲気になります。
室内の温泉、内風呂です。長湯をしても疲れにくい湯質なので、旅行に最適ですね。庭を眺めながらリラックスできます。
露天風呂を出ると休憩エリアがあります。アイス・ジュースが無料で提供されているので嬉しいですね。
「界 鬼怒川」館内について
客室に浴衣・作務衣・サンダルが用意してあり、その格好でホテル内を移動することが可能となっています。ホテル内には各所に休憩スポット・椅子が用意されているのが嬉しいですね。
中庭をみながらユラユラ揺られるチェアー。ハンモックを座る形状にしたものですね。子供のお気に入りです。
大浴場に向かう通路にも和を感じる工夫がされています。
風車や風鈴など、夏を感じさせて涼しげです。
ロビー横の休憩スポットです。益子焼が並んでいます。
実はこれ、壺の太鼓でして「ご当地楽」という夜の演奏会で使われます。子供にも太鼓を叩かせてくれました。
受け付けロビー近くの休憩エリアです。
背もたれの裏側にある本棚には鬼怒川観光に関する本や温泉の本などが用意されています。中庭をみながらここでものんびりできる素敵空間。すぐ近くにはフリードリンクコーナーがあります。
フリードリンクコーナーです。
コーヒー・エスプレッソ、紅茶などセルフで飲むことができます。部屋の中で過ごすか、館内をぶらぶらして過ごすか迷ってしまいますね。
売店スペースです。お菓子の他にも益子焼など地元栃木の名産が購入できます。
ご当地ビール「鬼怒川温泉ビール」もここで購入して室内で飲むことができます。
黒羽藍染の団扇もありました。模様が美しいですね。
季節に応じて、小粋なイベントも多く行われています。15:00~17:00限定のかき氷などもあるので、チェックイン可能となる15:00直後にホテルにつくとお得かも。
春夏秋冬でイベントは変更されますので、次回訪問が楽しみです。
「界 鬼怒川」食事について 贅沢な夕食・朝食に感動
旅行ではご飯も楽しみの一つですよね。さすが星野リゾートは食事も凄かった。
まずは晩御飯の献立から紹介します。
「界 鬼怒川」夕食メニュー・献立
席に案内されて、メニュー表を開いてビックリしました。今までみたことが無いくらいのお品書きです。この中から選ぶのではなく、全部出てきます(笑)
本当にこんなに品数が出てくるんですか?食べきれるかな...心配になります。
食事に合わせて日本酒を頼みました。器が美しい!楽しい!美味しい!
「先付け 牛ヒレ肉の一口カツ ローストビーフ」
紅葉の葉とか、ちょっとした飾りも良いですね!
「お椀 穴子柔らか煮」
玉子豆腐 那須 浅葱 糸唐辛子。穴子の焼けた部分の香ばしさが食欲をそそります
宝楽盛りです。見た目の美しさは重要だと再認識しました!食べるのがもったいない
お造りです。海に面していない栃木なのに刺身も美味い!
「揚げ物 鱧の薄衣揚げ 夏野菜の天ぷら 梅肉」
サクッと仕上がっています。油っこさは感じません
蓋物 とうきび餅 フォアグラ うすいえんどうの餡 和辛子。
台のもの 龍神鍋。牛ロース・鶏肉・巻湯葉・かんぴょう・うどん・野菜一式。
目の前に大きめのお鍋が運ばれてきて、アツアツの大きな石を鍋に投入。ジュワアアア!という音と共にお鍋が出来上がっていきます。ここで白飯も出てきますが、かなりお腹が苦しくなってきた感じ。
ラストのデザート。こんにゃくあんみつです。
こちらはフルーツが入ったラムネのゼリー。
なんとか完食。ボリュームたっぷりで大満足です。点数を付けなら文句なく100点ですね。
「夕食後に中庭で線香花火ができますよ」とスタッフから声をかけられ、子供と一緒に夏を楽しみました。
「界 鬼怒川」朝食メニュー・献立
朝からお風呂に入って朝食に臨みます(`・ω・´) 夕食が凄かったので、朝食も身構えてしまいますね(笑)
朝食の献立・メニューです。夕食のメニューを見た後なので、シンプルに感じてしまいます。
器に鹿沼組子が使われています。地元名産が使われていると「この土地に来てよかったなあ」と強く感じられて良いですね。
鹿沼組子の蓋を取ってオープン!料理が綺麗にならんでいます。鶏ごぼうの風味が漂ってきます。ああ、早く食べたい!
炊き合わせ。オクラが立っていて断面が見えます。料理の盛りつけの勉強にもなりますね
「しもつかれ」って皆さんご存知でした?私は知りませんでした。
栃木の郷土料理で、鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理とのこと(wikipedia調べ)。
朝食の後は、お昼12時のチェックアウトまでひたすらのんびりです。またお風呂に入って、館内を散策したりして。日頃の疲れがたまった体と心をじっくりと癒しました。
「界 鬼怒川」お盆シーズンの料金・価格
星野リゾート「界 鬼怒川」、本当に来てよかったです!ありがとうございました!
・いつか来てみたかった鬼怒川温泉
・いつか来てみたかった星野リゾート
この2つが同時に満たせた素晴らしい旅行になりました。
さて気になる料金の話です。
お値段は少し高めかもしれません。お盆のシーズン、家族3人の1泊2日でなんと14万円しております!(大人 ¥53,500x2 名 小学生¥37,450x1)
今回の旅は私の独断で宿を決めましたが、後で値段を聞いた妻は驚いていました。
トップシーズンで沖縄に行くと1人あたり15万円くらいかかるし、我が家は年1くらいしか旅行に行かないので「たまには贅沢しても良いのは」という判断です。安宿に泊まって心に残らない旅行も寂しいので。東京~栃木なので交通費もあまりかかりませんし。
今度は星野リゾートの別ブランドにも宿泊してレポートを書きたいと思います。
この記事が皆様のお役に立てれば嬉しいです!
2020年現在、GoToトラベルキャンペーンで高級旅館・高級ホテルの利用がお得になっています。この機会に星野リゾートの素晴らしさを体験してみて下さいね。
以上、星野リゾート「界 鬼怒川」に宿泊してきました!【鬼怒川温泉】...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ
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