花街で芸者さんと遊ぶ方法について
テレビで白塗り・着物の芸子さんを見たことがある方は多いと思いますが、実際に芸子さんと遊んだという方は少ないのではないでしょうか。
そもそも「芸妓(げいぎ)」が何かと申しますと、料亭などで、舞踊・音楽で宴席を華やか盛り上げ、客をおもてなしする芸者さん・芸子さんを指します。
そんな芸妓さんたちはどこにでもいるわけではありません。
江戸時代中期頃に芸妓さんが増え、やがて芸妓屋・遊女屋が集まる区域としての「花街」が全国で盛んになりました。大正~昭和初期が全盛期だったとのこと。
法改正・後継者難・時代の変化で花街の数は減りましたが、現在の東京では東京六花街として名が知られています。
東京六花街
- 芳町(日本橋人形町)
- 新橋(銀座)
- 赤坂
- 神楽坂
- 浅草
- 向島
さて、花街で芸妓さんと遊ぶにはどうしたらよいでしょうか。
芸妓さん、見番、料亭の関係
いきなり芸妓さんに個別連絡をつけることはできません。まずは芸子さんや料亭との関係などを理解しましょう。関係を図にしました。
芸妓さんたちは置屋(今で言うタレント事務所的な存在)に籍を置いています。その地域の置屋をまとめているのが「検番/見番(けんばん)」と呼ばれるもの。
一般のお客様(芸妓を呼びたい側)は待合茶屋(芸妓さんと遊べる環境がある茶屋)・料亭にて、お店を通して見番に連絡。そして芸妓さんが手配されるというシステムです。
神楽坂で芸妓さんを呼ぶ方法・手順について
神楽坂では現在4軒の料亭と約20人の芸者さんがいます。神楽坂の見番は「東京神楽坂組合」が該当、芸者さんはみなさん東京神楽坂組合の所属です。
そのため、芸妓さんを呼ぶ手順は以下の通り。
- 料亭に連絡して芸妓さんを呼びたいことを伝える
- 料亭に相談する
- 料亭から見番を通して芸妓さんが手配される
という流れです。
基本的に料亭には「一見さんお断り」の原則が今でも残っているのですが、カウンター席や入門コース、商店街はじめ地元の方の紹介など、芸妓さんを呼ぶ道はあるとのことですので、まずは見番である「東京神楽坂組合」あるいは料亭に相談するのが良いでしょう。
この記事が芸妓さんと遊んでみたい皆様のお役に立てれば光栄です。
下の記事は私は実際に神楽坂を散歩した時の記事です!お勧めのお店など紹介しているので是非読んでみて下さい!
以上、芸妓(げいぎ)・芸者・芸子さんと料亭で遊ぶ方法について【東京・神楽坂】...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ