問題だらけの豊洲市場。まもなく移転です
本来であれば2016年年11月10日に移転予定だった豊洲市場。しかし「土壌汚染対策に不安が残る」として小池都知事が開場の延期を宣言。汚染調査を進めるにつれて、そもそも盛土が行われていないなど諸々の問題が発覚。当時はかなりニュースになりましたね。
2018年7月末に土壌汚染対策の追加工事が完了。安全性が確保されたと都知事から豊洲市場の安全宣言が出されました。
そしていよいよ2018年10月11日 木曜日 に築地市場から豊洲市場に移転となります。
築地「場内」市場は豊洲に移転。では築地「場外」市場はどうなる?
先に結論から。
水産物と青果を扱う公設市場は豊洲に移転します。ですが
築地場外市場はそのまま。移転はしません。
場内が移転するのですから、外郭の場外市場商店街が全く影響を受けないということはないでしょう。しかし、場外市場は一般客相手のお店も多くグルメスポットとして人気も高い。いきなり多くのお店が無くなる、という心配はしなくてよいでしょう。
築地場外市場の地図。マップ・アクセス | 築地場外市場 - 公式ホームページより引用
中央区と協働した新施設「築地魚河岸」
築地場外市場ですが、精肉や加工食品、包材や包丁などの調理道具を扱う店があり、その店舗数は400超。早朝から小売店の仕入れなどにも利用されますが、この形態もそのまま続行。小売り店約60軒が入居する生鮮市場「築地魚河岸」も稼働中です。
※築地魚河岸ですが、営業時間は午前5時〜午後3時。ただし午前5時から午前9時まではプロの買出人の仕入れを優先。一般・観光客の方は午前9時以降の訪問を推奨とのこと。
すしざんまい本店など有名店も多々あります。早朝からの築地グルメは不滅です!
場内が豊洲に移転することで、場外が今後どのように発展していくか楽しみですね!
※場内市場になるお店、例えば「吉野家 一号店」などは市場が閉まる都合上、閉店を余儀なくされました。残念ですね。
場内市場 跡地の今後
場内市場の跡地ですが、建物など解体された後は東京オリンピックに関係する車両の輸送拠点として整備される予定となっております。
以上、2018年10月11日(木)築地市場が豊洲に移転。築地場外市場はどうなる?...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ