我が家では2011年製造の縦型全自動洗濯機を利用してきました。メーカーはSANYOです(現在はサンヨーブランドは消滅、三洋電機はパナソニックに統合されています)。
※我が家で大活躍した洗濯機 SANYO ASW-700SB
最近になって洗濯機の調子が悪くなってきました。風呂水を利用することが多いのですが、風呂水の吸い上げが上手く行かず、吸水ホースを手でバタバタと動かして四苦八苦、イライラすることが多くなりました。
4人家族のため洗濯する衣類も多く、基本的に洗濯機は毎日稼働させたい状況です。家事の負担を減らすためにも、機械類の不調による人間のイライラ・ストレスは解消したいですよね。
洗濯機も購入から8年が経過。製造メーカーのSANYOもパナソニックに経営統合・消滅していることだし、本格的に洗濯機の買い替えを考え始めました。
そうはいっても完全に壊れたわけではありません。全自動洗濯機の買い替えとなると金額にして10万円前後が相場です。今時の主流であるドラム式を購入なら20万円は必要になります。迷うところです。
知ってましたか?長期使用製品安全表示制度
買い換えにあたり、現在の洗濯機を色々と調べていたところ、恐ろしい言葉が書かれているシールが貼ってあることに気が付きました。
↓ そのシールがこちら ↓
設計上の標準使用期間を超えて使用されますと、経年劣化による発火・けが等の事故に至る恐れがあります。
ええ、なんですかこれ!Σ(゚Д゚) こ、怖い!
現在は2019年。製造年の2011年に対して設計上の標準使用期間7年を足すと、既に期間オーバーしてるじゃないですか!いつ発火・けが等の事故になってもおかしくないと。これは今すぐにでも買い換えるべきですね。ということで買い替えを決意しました。
調査してみたところ、実際にサンヨー製の全自動洗濯乾燥機で発火事故が起きているみたいです。
このシールについて調べたところ、SANYO製品に限った話では無く、どうやら法で決まっているようです。メーカーに義務付けられているということですね。調べてみたところ「長期使用製品安全表示制度」だとわかりました。
長期使用製品安全表示制度(ちょうきしようせいひんあんぜんひょうじせいど)とは、2009年4月1日以降製造および輸入された家電製品5品目に「設計上の標準使用期間」および使用上の注意を喚起したり注意を促すなどの事柄を表示または明記する日本の制度である。略して「設計標準使用期間」や「標準使用期間」とも言われる。
逆に言えば、2009年4月以前の製品にこの注意書きは無いということですね。
対象となる家電製品5品目とはどの種類になるのでしょうか。それは以下の5種類です。
- 扇風機
- 換気扇
- エアコンおよび電気冷房機(クーラー)
- 電気洗濯機および電気脱水機(洗濯乾燥機は含まない)
- ブラウン管方式のテレビ
エアコン・扇風機・洗濯機には実質寿命があるということですね。
ただし、注意しなければいけない点もあります
「設計上の標準使用期間」はあくまで設計上の目安であること、また期間内でもその期間を過ぎても製造者や輸入者、販売者が無償修理や無償交換の義務を負うものではないことに消費者は留意しなければならない
目安...といいながらも、実際に事故が起きたらメーカーは「長期使用製品安全表示制度で注意喚起しておきましたよね?使い続けるお客様も良くないですよ」とでもいうのでしょうか。自己責任にされても嫌ですね。事故が起きる前に買い換えるのが良さそうです。自分の身は自分で守りましょう。
内閣府大臣官房政府広報室からも家電の発火に関する注意が出ています。
扇風機やエアコンで火災発生!安全に使うための注意点とは? | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
さて買い換える洗濯機ですが、乾燥機能を重視して色々と調査・聞き込みしたところ、日立製品が優秀だということが判明。
ドラム式洗濯機で乾燥機能に優れた商品は?多くの家電販売員から日立の風アイロンをおすすめされました
最終的に「日立 ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110CL」を購入しました。
以上、洗濯機・エアコンには寿命(標準使用期間)があるぞ!我が家が洗濯機の買い換えを決めた重大事項...という話題でした。
ではまた (*´ω`)ノ