私たちの生活インフラとして欠かせないスマートフォン。
家族・友人・仕事先との連絡だけでなく、Suicaを使って交通機関の利用や、paypayなどスマホ決済による支払いなど、スマホ関連サービスが進歩するたびにスマホの重要度もアップ。外出先でスマホのバッテリー残量がゼロになると死活問題に関わります。
そのため、iPhoneやAndroid端末のバッテリー充電に持ち運びができるバッテリー「モバイルバッテリー」も今では必需品・マストアイテムですね。
※写真左 バッテリーケースを付けたiPhoneSE、右3台はモバイルバッテリー
どのモバイルバッテリー製品を購入するべきか迷っている人に対し、私個人としては「バッテリー内臓型スマホケース」をお勧めしています。
バッテリー内臓ケースとは何か
名前の通り、バッテリーケースは「スマホケース」と「モバイルバッテリー」が一体化した商品です。
iPhoneの場合、公式サイトでもバッテリーケースが販売されています。価格は1万5千円台とやや高めですが、apple公式製品なので安心感がありますね。
iPhone XS Smart Battery Case - ブラック
サードパーティからも価格が安いバッテリーケースが多く販売されています。私が使っているのは以下の製品(iPhone XS用)です。
使い方は簡単。スマホ本体のバッテリーが無くなってきたら、ケースに付いている給電開始ボタンを押すだけです。バッテリーの残量はランプの点灯状態でわかります。
モバイルバッテリーよりバッテリー内臓ケースをおすすめする理由について
私は現在、スマホの充電対策としてバッテリーケースとモバイルバッテリーの両方を持ち歩いています。数年前はモバイルバッテリーだけ持ち歩くという環境でしたが、色々と困ることがあってバッテリーケースを利用するようになりました。
理由1:スマホのモバイルバッテリーやUSBケーブルは忘れることがある
外出先で「モバイルバッテリー(モバブ)を使ってスマホを充電しよう!」と思ったが「カバンの中にモバブが入ってない!昨日使った別のカバンに入れたままだ!」というようなこと、たまにありませんか?
また、モバイルバッテリーは持ってきたが「USBケーブルを忘れた」というミスも起こります。
バッテリーケースであれば、スマホと一体化しているため、持ち運び忘れる心配がありません(すごく大事)。
理由2:充電に必要なUSBケーブルは断線することがある
私は外出先でモバイルバッテリー経由でスマホの充電をする時に、充電ができずにドハマリしたことがあります。
スマホとモバブをUSBケーブルでつないでもスマホの充電中マークがつかないことがありました。これはきっとモバブが壊れたに違いない!と思い、家電量販店を探しまくり。やっと見つけた店で新しくモバブを5000円近く払って購入。これで上手く行くと思ったが、未だ充電ができない!
原因はモバブではなく、USBケーブルにありました。
見た目は問題無いのですが、内部で断線が起きていたのでしょう。USBケーブルを買い換えることで無事に解決。
モバブやUSBケーブルを売っている家電量販店を探すタイムロス、本当なら買わなくてよかったモバイルバッテリーを買ってしまった余計な出費、かなりの痛手です。
バッテリーケースであれば、USBケーブルが不要なので断線により充電できないといった心配がありません。
USBケーブルは頑丈で高耐久な製品を選ぼう
USBケーブルは特に端子の根元付近が傷みやすい傾向にあります。下の画像のように明らかに傷んでしまったものはわかりやすいのですが、困るのは外見は問題無いのに内部で断線しているケース。安ケーブルは数日でダメになることも。
USBケーブルについては頑丈で高耐久な製品が製造・販売されているので、そちらの使用をお勧めします。
理由3:モバイルバッテリーで充電しながらのスマホ使用はUSBケーブルが邪魔
外出先でバッテリーが切れそうになる人は、そもそもスマホを長い時間に渡って使う人です。モバイルバッテリーで充電中もスマホを使いたいケースが多いでしょう。
充電中はスマホとモバブがUSBケーブルで繋がっています。このケーブルが繋がった状態でのスマホ操作はかなりストレスが溜まります。
外を移動中にチラッとスマホを確認したいとき。混み合った電車の中でスマホを使いたいとき。ダラーンと伸びたUSBケーブルは鬱陶しいですよね。
バッテリーケースであれば、充電開始ボタンを押すだけ。スマホと一体化しているので邪魔なケーブル類はありません。
ポケモンGOのように、外出先でスマホをガンガン使う人には特におすすめします。
バッテリーケースを使うデメリットについて
スマホと一体化しているので荷物が減るなどメリットが多いバッテリー内臓ケースですが、反面デメリットもあります。
バッテリーを搭載しているので重量が増える
バッテリーケースはケースとモバブが一体化したものです。当たり前ですがバッテリーの分だけケースの重量が増します。初めて手にした時は「結構重くない?」と感じる人が多いでしょう。
バッテリーケースを付けたiPhone XS の重さを計測したところ、317gでした。XS本体の重量が174gなので、バッテリーケースは143g。合わせると約1.8倍の重さです。ちょっと大きめ・上質な手帳型スマホカバーと同じくらいでしょうか。
私は4年以上バッテリーケースを愛用していますが、重さについては慣れの問題だと考えています。かなりの長時間に渡り、片手・空中でスマホを使い続けるのでなければ問題ないでしょう。
重さがある分だけシッカリと握ろうとするためか、今まで一度も手からスマホを落としたことがありません。
デザインが可愛くない。武骨なデザインが多い
一般のスマホケースは各メーカーから様々なデザインの製品が販売されています。
バッテリー内臓ケースの場合はほとんど黒一色、余計なデザイン一切無しといったラインナップです。完全に機能性重視ですね。
かわいいスマホカバーが欲しい!という女性には向かないかもしれません。
以上がバッテリージャケットのデメリットになります。
個人的には機能性を最優先、デザインはなんでも良い派なので、バッテリーケースが手放せません。今後更なる軽量化が進むことを期待しています。
以上、スマホのバッテリー・電池切れ対策に!バッテリー内臓ケースを強くおすすめする3つの理由...という話題でした。