代わりに料理をすることだけが助けではない
河内瞬さんのブログ「主夫の日々」を読んで考えさせられました。
ブログの結びで以下のように書かれていたのですが
まずはパートナーがシュフに料理を作ってあげて欲しい。それが必ずシュフを助けることになるはずだから…
そうだよね。毎日の「やらなければいけない料理」は大変だよね。旦那さんも奥さんも両方が料理できて、お互いの状況に応じて「今回は俺が作るよ」なんて代わってあげられたら、負担をシェアできたら一番いいのだけれど、そもそも料理が苦手・下手くそだったり全然できないってケースがあるわけです。
そんな時は「負担を減らす」ということに着眼しよう。何も代わりに料理ができなくても、他の部分をサポートすることでパートナーの負担を軽減できるのですから。
目線を広げて調理から食事全体を考える
私は職業がエンジニアなのですが、エンジニア用語で「プリプロセス」と「ポストプロセス」があります。要は、メインとなる処理の前処理と後処理です。「before」と「after」といえばわかりやすいかも。
料理(食材を調理する)をメイン処理と考え、料理の前処理と後処理でサポートしてあげよう。
妻が料理する、夫が料理できない かつ食事のサポートもしない場合の例だと
- 調理を始める前に、シンクに洗っていない皿が中途半端に残っている(マジかよ メンタル -10)
- 食器類を洗う(体力 -10)
- 調理を行う(体力 -10)
- 食事を行うテーブル上を片付ける、拭く(片付けといてくれよ メンタル -10 体力 -10)
- 盛り付けした皿を運ぶ、お茶を入れる(体力 -10)
- スマホいじってる旦那や子供を呼ぶ(冷めないうちに来いよ メンタル -10)
- 食後に皿を下げて、食器を洗う・拭く・仕舞う(体力 -10 また洗うのかよ メンタル -10)
合計 妻の体力 -50 妻のメンタル -40
妻が料理する、旦那が料理できない しかし食事のサポートをする場合の例だと
- 妻が調理を始める前に、旦那がシンクに残っている食器類を洗う(夫の体力 -5)
- 調理を行う(妻の体力 -10)
- 食事を行うテーブル上を片付ける、拭く(夫の体力 -5)
- 盛り付けした皿を運ぶ、お茶を入れる(夫の体力 -5)
- 食後に皿を下げて、食器を洗う・拭く・仕舞う(夫の体力 -5)
合計 妻の体力 -10 夫の体力 -20
夫の方が肉体的な疲労度を受けにくいので-5としているけど、奥さんの負担がめちゃめちゃ減りますよね? ※流れや数値はご家庭によります。子供がサポートするのもあり。
そんなに特別なことはしていなくて、料理を作れない分、配膳や食器の片付けをしよう、ということで子供たちもお手伝いしやすいですよね。
「うちはママが料理上手でよかったね」なんて言葉に出して感謝の気持ちを伝えてあげれば、メンタル的な疲れも和らぐかもしれませんね。
仕事が忙しくて家族と一緒に食事することが難しいよ!という旦那さんの場合は、その状況において何か奥さんの負担を軽減できないか、という目線で考えてみて下さいね。自分一人で考えずに、奥さんと話合うのが一番よいかもですね。
是非おためしください。
ではまた (*´ω`)ノ